2024/01/24
FXについて調べるとレバレッジという用語をよく目にするはずです。レバレッジ何倍でいくら儲かった、といった書き込みなどを目にする機会は多いでしょう。そしてこのレバレッジというのは株にもある概念なのですが、FXの方がレバレッジが効いています。このレバレッジが効いているというのもよくわかりにくいかもしれませんが、要するに元手として自分が口座に入れている以上の額の取引ができるということです。
たとえば自分が1万円しか証券口座にいれていないけれど、20万円分の取引をしたいという場合があります。その際に、レバレッジを20倍で掛けると20万円の取引をしていることになります。FXではこのレバレッジ取引が基本になります。もちろん元本が多い人はこのレバレッジを掛ける必要はないのですが、多くの人が利用するシステムです。
しかし、逆に言えば損も大きくなることになるので、レバレッジを掛ける際にはその点に注意する必要があります。しかし、このレバレッジにはデメリットもあります。上述のように損が大きくなるということもあるのですが、その損が結果的に強制ロスカットにつながりやすくなります。あなたの資金力ではこれ以上の損は許されませんという仕組みです。
これをしなければ取引している人も困りますが、業者も困ります。資金を回収する必要があるので、大損も困りものです。業者からすれば元本分の損は別にしてもらっても良いのですが、レバレッジを掛けての大損は困ります。